2011-01-01から1年間の記事一覧

観た。何というセレブ…

終日雨。1〜6授業。 英単語テストの学年成績一覧がクラスボックスにありました。明日張り出すことになりますが、かなり良い結果(長い道のりのなかでは「途中経過」ということになりますが。でも良い結果だったことに変わりはないので素直に喜びます)だっ…

蒸し暑い日、夕方から雨。1〜6授業。テストまで20日を切る。 それと古文文法基礎特講を放課後。1時間のつもりが2時間弱。受講者には申し訳ないことですが、やってみたらこれでもギリギリ詰め込んだ、というところでしたね。 基礎といったけれど、今回の…

通常モードへの復帰、とはいえ、なんとなくしっくりした授業になっていなかった一日。各クラスで、時間があれば(イレギュラーなかたちながら)小論文へのスタンスを話したりしているのも一因ですが。 5時間めの漢文の後半では、「鴻門の会」の人物関係の確…

蒸し暑い一日。 6時間めは、生徒会長選挙(by選挙管理委員会)→体育祭の種目決め(by体育祭実行委員会)→沖縄研修旅行アクティヴィティの行き先決め(by研修旅行委員会)、と全く出番無し。 城北も生徒主体の活動が、私が入ったころに比べて増え、また活発…

 演劇鑑賞会雑感

練馬文化センターにて演劇鑑賞会。 壇上での仕切りをしたのですが、実はもともと私は担当者ではありません。数日前になって急遽、壇上に上がるべしということになり、それでも自分が担当者だったときに壇上に上がったことはあるのでそのときのように携帯と飲…

先週まで教育実習(実習を担当すると普段の1.5倍ぐらいに仕事が増えるのです。今年の実習生M君は前向きによく取り組んでくれたので、それでも後半はかなり仕事量は減りましたが)、また校内模試や入試懇談会、さらに某社主催の小論文研究会に出張して参加し…

1時間めは英単語テスト、2・3時間めが授業で、移動して演劇鑑賞会、という一日。

明日はいよいよ試験最終日ですね! たゆまずがんばってください。ここで踏ん張ることが成否を分ける分水嶺です。期待しています。

1〜6、授業でした。とにかく時間がなく(特に現代文)、無理矢理詰め込んだ感じの授業を5時間やりました。疲れた。 ** 土曜日の4時間めに、高3生は入試懇談会がありました。高3の入試懇談会は、新大学1年生ないしは2年生をお呼びし、具体的にどう…

気がつくともう5月も下旬ですね。東日本大震災により、先が見えないなかで春休みに突入し、とりあえず新学期を迎えたところでちょっとだけ書き込みもしましたが、改めて今日からこのサイトを再開したいと思います。 このサイトでは、高2D生徒諸君の「学級…

授業も2回りめに入り、通常営業モード、といったところ。私の方は授業のほかは現代文のノートをみて一日が終わりました。 1回りめの新鮮さは薄れます。人によっては、早くも「新学期がんばるぞ」という意気込みすら、薄れる者もいるかもしれません。ここか…

土曜日。3時間授業のあと、保護者会。保護者の皆様にご挨拶と、役員の選出(お引き受け下さいましたお母様方には本当に感謝です)、それと今年度のこのクラスの方針をお伝え申し上げました。 日曜日。アメフト部の公式戦1回戦。アメフト部のホームページに…

授業の実質スタートから2日め。新たに出会う先生もいれば、懐かしい先生との再会もあれば、そして私のように代わり映えのしない顔もあれば、というところでしょうか。 どの授業でも、いよいよ「受験」を視野に入れた内容になっていることと思います。これま…

昨日は委員・係決めでした。 今日は健康診断でした。 明日は宿題テストです。 明日は宿題テストです。大事なことなので2度言いました。 全力を尽くされたし。結果を楽しみにしています。 文学史はあと2〜3回で終わるのですが、とりあえずは今週末の保護者…

9日のロッカーの件ですが、私物をどうしても持ち帰れない場合は、新クラスの隅にまとめて置いてもいいとのことになりました。ただ、基本的には持ち帰れるようにしてください。

雑駁一瞥近代日本文学史・8

8 新思潮派(新現実主義)★ ・時代はやや下り、大正〜昭和初期。 ・東大系の雑誌『新思潮』★がベース。理知的な作風。とにかくキーワードは「理知」。 ・代表者は芥川龍之介。あと菊池寛。昭和2年、芥川は自殺するが、これは文学史的には「大正の終わり」…

桜の満開まぢかの本日、高校入学式が挙行されました。今年は壇上に昇り点呼しなければならない緊張はなく、一観覧者として、きわめて心穏やかに、入学式を眺めておりました。あれからもう1年か。これじゃ2年後もあっという間ですね。 ちなみに、一つ下の学…

雑駁一瞥近代日本文学史・7

7 耽美派と白樺派★ 明治末から大正にかけての2つの動き。 自然主義★に対して、高踏派とはまた別のところから、2つの勢力が勢いを増してきます。上手いことをいう人がいるもので、この状況を、要するに「真・善・美」だ、と言い表せるそうです。 真=自然…

本日、職員会議があり、新年度の準備や各種決め事、震災を承けての様々な変更事項の連絡などがありました。 諸君の動きは城北ホームページや封書で連絡されている通りですが、2つ、まあ知っておいてもいいだろうという情報を。 1)今週の部活動に関しては…

雑駁一瞥近代日本文学史・6

6 鷗外と漱石─高踏派(余裕派)★ ・明治40年代から大正の初期にかけて。 ・日本の「自然主義」が西欧の文学理論を曲解して、これが文学DA!と息巻いているとき、一方で、本当に西欧に留学し(しかもどちらも国家の施策として留学させられる。どんだけエリー…

雑駁一瞥近代日本文学史・5

5 自然主義★ 明治40年ごろから。 よくも悪くも「自然主義」は日本近代文学史の「柱」となります。これ以降の文学史は、自然主義との「距離感」を考えると捉えるとよりわかりやすくなります。もうはっきりいって、「自然主義」対「反自然主義」の歴史とい…

 雑駁一瞥近代日本文学史・4

4 浪漫主義★ 明治20〜40年ごろ。 欧米の思想の流入→「自我」の解放(封建的抑圧との対立)→情熱!→それが浪漫! …とつなげてみたものの、正直いって下に並べる作家たちを「浪漫」の一言でくくるのは、無理がある気がする。ロマンというが実は何だかわか…

 雑駁一瞥近代日本文学史・3

3 紅露時代(擬古典主義) ・新しもの好きの写実主義に対して、同じく明治20年代あたり、江戸文学や漢文学の影響を承けつつ、小説を書いた人たち。覚える(★)のは2人。 a 尾崎紅葉★ 文学結社「硯友社(けんゆうしゃ)」★を主宰。代表作は何といっても『…

雑駁一瞥近代日本文学史・2

2 写実主義 ・欧米の文学の潮流は「リアリズム」らしいよ! ・江戸時代の文学といえば上田秋成『雨月物語』も、曲亭馬琴(滝沢馬琴)の『南総里見八犬伝』も、荒唐無稽の虚構で、恥ずかしい! 世界に散らばった八つの玉を持つ「犬士」たちが集まって仇敵を…

雑駁一瞥近代日本文学史・1

高2国語の授業計画を作り始めています。来年度国語担当の諸先生とまだ連絡を密にとってはいない段階なので(最初にやる教材は決めてありますが)、暫定的なものですが、時間さえあれば、これは楽しい作業です。 さて、現代文は2学期に夏目漱石『こころ』、…

前日アップした、某氏による森見『夜は短し歩けよ乙女』のコメントは、夏に送ってもらったものの、多分当方のミスでどこにいったかわからなくなっていたデータを、再度送ってもらったものです。ここにお詫び申し上げます。 醤油ひとさしの格差とか、俺がわか…

夜は短し歩けよ乙女 (角川文庫)作者: 森見登美彦出版社/メーカー: 角川グループパブリッシング発売日: 2008/12/25メディア: 文庫購入: 84人 クリック: 1,493回この商品を含むブログ (719件) を見るネタバレ:あり【ここまでのあらすじ】森見登美彦は担任の大…

文系集会で話そうと思っていたこと

震災がなければ、成績確認日に文系の生徒だけを集めて集会が開かれるはずでした。保坂先生、紫藤先生、そして私の3人が話す予定だったのですが、残念ながら催すことはできず。 話そうと思っていたことのメモはつくってあったので、この機会に載せてみようと…

終業式であったはずの日

本日、通知表を発送しました。明日か明後日ぐらいには届くと思います。 職員室の引っ越しの最中ですので腰を据えて書くことができませんが、まずは進級おめでとうございます。いま、この時節に伝えたいメッセージは通知表の概評に記しましたので、よく読んで…