2011-04-01から1ヶ月間の記事一覧

授業も2回りめに入り、通常営業モード、といったところ。私の方は授業のほかは現代文のノートをみて一日が終わりました。 1回りめの新鮮さは薄れます。人によっては、早くも「新学期がんばるぞ」という意気込みすら、薄れる者もいるかもしれません。ここか…

土曜日。3時間授業のあと、保護者会。保護者の皆様にご挨拶と、役員の選出(お引き受け下さいましたお母様方には本当に感謝です)、それと今年度のこのクラスの方針をお伝え申し上げました。 日曜日。アメフト部の公式戦1回戦。アメフト部のホームページに…

授業の実質スタートから2日め。新たに出会う先生もいれば、懐かしい先生との再会もあれば、そして私のように代わり映えのしない顔もあれば、というところでしょうか。 どの授業でも、いよいよ「受験」を視野に入れた内容になっていることと思います。これま…

昨日は委員・係決めでした。 今日は健康診断でした。 明日は宿題テストです。 明日は宿題テストです。大事なことなので2度言いました。 全力を尽くされたし。結果を楽しみにしています。 文学史はあと2〜3回で終わるのですが、とりあえずは今週末の保護者…

9日のロッカーの件ですが、私物をどうしても持ち帰れない場合は、新クラスの隅にまとめて置いてもいいとのことになりました。ただ、基本的には持ち帰れるようにしてください。

雑駁一瞥近代日本文学史・8

8 新思潮派(新現実主義)★ ・時代はやや下り、大正〜昭和初期。 ・東大系の雑誌『新思潮』★がベース。理知的な作風。とにかくキーワードは「理知」。 ・代表者は芥川龍之介。あと菊池寛。昭和2年、芥川は自殺するが、これは文学史的には「大正の終わり」…

桜の満開まぢかの本日、高校入学式が挙行されました。今年は壇上に昇り点呼しなければならない緊張はなく、一観覧者として、きわめて心穏やかに、入学式を眺めておりました。あれからもう1年か。これじゃ2年後もあっという間ですね。 ちなみに、一つ下の学…

雑駁一瞥近代日本文学史・7

7 耽美派と白樺派★ 明治末から大正にかけての2つの動き。 自然主義★に対して、高踏派とはまた別のところから、2つの勢力が勢いを増してきます。上手いことをいう人がいるもので、この状況を、要するに「真・善・美」だ、と言い表せるそうです。 真=自然…

本日、職員会議があり、新年度の準備や各種決め事、震災を承けての様々な変更事項の連絡などがありました。 諸君の動きは城北ホームページや封書で連絡されている通りですが、2つ、まあ知っておいてもいいだろうという情報を。 1)今週の部活動に関しては…

雑駁一瞥近代日本文学史・6

6 鷗外と漱石─高踏派(余裕派)★ ・明治40年代から大正の初期にかけて。 ・日本の「自然主義」が西欧の文学理論を曲解して、これが文学DA!と息巻いているとき、一方で、本当に西欧に留学し(しかもどちらも国家の施策として留学させられる。どんだけエリー…

雑駁一瞥近代日本文学史・5

5 自然主義★ 明治40年ごろから。 よくも悪くも「自然主義」は日本近代文学史の「柱」となります。これ以降の文学史は、自然主義との「距離感」を考えると捉えるとよりわかりやすくなります。もうはっきりいって、「自然主義」対「反自然主義」の歴史とい…

 雑駁一瞥近代日本文学史・4

4 浪漫主義★ 明治20〜40年ごろ。 欧米の思想の流入→「自我」の解放(封建的抑圧との対立)→情熱!→それが浪漫! …とつなげてみたものの、正直いって下に並べる作家たちを「浪漫」の一言でくくるのは、無理がある気がする。ロマンというが実は何だかわか…