中学入試が終わりました。城北のホームページにも出ていますが、応募者は1日横ばい、2日は100名ほど、4日は40人ほどのの増でした。大きな理由がなくても年度ごとに少なからぬ変動はあるものなので即断はできないものの、年々子どもの人口が激減していくなかで、城北を志望してくれる児童・ご家庭が増えているのは、そこで教育に携わる者として嬉しいことです。


 さて、中学入試において私はひたすら採点と会議の連続だったわけですが、皆さんにおかれましてはいかがお過ごしだったでしょうか? まさか「入試休み」だと思っていたわけではないよね? 「入試に伴う自宅学習期間」だったはずです。
 などという厭味は冗談ではありませんが(ないのか)、1月の試験&検定攻勢に全力を尽くした人にとっては、若干の骨休みになったのなら良かったですね。ただし、骨休みしつつも、日々の学習習慣を完全にシャットアウトしてしまってはいけない。継続を途絶えさせてしまうと、それを取り戻すのに倍の時間がかかります。逆に、ヘトヘトの日であっても継続をすることが、確かな力の源泉となります。そのあたり──大丈夫だとは思いますが、念のため。AKB観に行っても家帰ったら勉強しろよ!


 月曜日は試験&検定攻勢の最後の砦、学研ハイレベル模試です。全国模試は今後の学習を進めていくうえで大きな指針となります。ごくまれに「実力テストは実力でうける」とかぬかす者がいますが(さすがにこのクラスはいないと思うけれど)、「実力」を「直前に対策を練らないこと」と同義だと思い込んでいる点で決定的な誤謬がある。「直面する試験の性質をとらえ、そこで習得した事項がすぐに発揮できるように準備し実践すること」も「実力」の範疇なのだ、と、誰も教えてくれないのかしらん。
 とまれ、月曜日の模試にて実力の発揮されんことを。