最初の一週間が一通り終了しました。新しいクラス、新しい教科(科目)、新しい担任(一部除く)の春のスタートです。と、思いきや、まさかの降雪。桜の花びらが積もったのかと思った。嘘です。


春霞立てるやいづこみ吉野の吉野の山に雪は降りつつ(古今・3)


霞立ち木の芽もはるの雪降れば花なき里も花ぞ散りける(古今・9・貫之)


歌ことばの世界において、春の初めは「桜」と「雪」とを見まがうものですが、桜が散るころの雪というのはあまりないな。