ようやく要約の採点が終了しました。日曜の夜なのにまだ学校です。


 それにしても、他の国語の先生とも話していたのですが、要約の力ははっきりとこの一年間で伸びたように感じます。決して自画自賛ではなく。
 今年はネタを各自自由に切り抜いてくる形にしましたが、同じ一つのネタを皆で要約する、ということも同時に必要でしょう。来年度はそういう方向性も出していければと考えています。他の国語の先生と相談してからのことですが。
 一年分の新聞の一面コラムとそれへの自分のコメントのノートは、とっておいてほしいものです。案外、将来読み返して、価値あるものになるのではないでしょうか。とりわけこの一年は、戦後史のなかでも大きい事件である政権交代があり、それが期待され実現ししかしそれによる変革が投票した人たちの思いどおりに進んだかというと……、という大きな流れが、諸君のノートには跡づけられています。数十年後に読み返すとき、この一年は、日本・世界の政治史のなかで、あるいは、君の人生の歴史において、どういう文脈に位置づけられているでしょうか。


 それはそれとして、修了文集のデータが続々と届いています。今日だけで30通ぐらい。同時進行で疲れた…