メモ

深夜、小論文の添削をしているが、そこそこ書ける者に、さらに先のレベルを求めて、突っ込んだ朱を入れると、それを「教師が恣意的にその教師好みの内容に改変しようとしている」と思う者がいる(感じがする)。
 むろん、いくら客観的を目指しても本質においてどうしても主観的な部分は残らざるをえないのだが、それにしても客観的な視点を目指して、人がみたらこう読まれてしまうよ、というアドバイスをしているのに、生徒には初手から先のように思い込まれてしまうとすれば、それは何とも遣りきれない。
 それすら含めてその人なりの知性の有り様だからそこまで知ったことではない、とはなかなか思い切りたくないので、明日も明後日も饒舌になるのである。やんぬるかな(付き合わされる生徒諸君が)。
 深夜の戯言であった。添削に戻ろう。