文化祭2日めでした。昨日に引き続いてクラス参加は盛況だった模様。
 無事の終了を承けて、備忘録的につらつら今回のいきさつを確認しておこうと思います。


1)立案
 クラスで案を募り、合議を経て、決をとって「人生ゲーム」の立体版に決定。
◆コメント=無記名で募集というかたちをとったので、実は未だにそもそも誰のアイデアだったかわからない。個人的に「人生ゲーム」は予想外だったのだが、持っていき方次第で何とかなるアイデアだとも思った。「転がせば、転がる」


2)企画
「人生ゲーム」をやることを前提とし、クラスで企画のアイデア出し。それを踏まえつつ、幹部が合議し、企画書を全体に提出。
◆コメント=覚えていないかもしれないが、ここでかなりいろいろなアイデアが出ている。私も「人生」そのものに対する批評性を随所に織り交ぜ、観る人が観たらインテリ度の高さに驚く、という多面的なゲーム展開を織り交ぜたかったが、時間の都合でそこまで要求できず。
 「金」と「好感度」という2つのパラメーターによりゲームの展開を決定するというアイデアは秀逸。間延びさせず、場所の狭さを克服するためのさりげない策を随所に織り交ぜてもいる(音響のたたみこみ、ターン制、観客席と一見さんOK、2人プレイ制、プロジェクタの使用など)。


3)ゲームシナリオ作成
クラス全体にシナリオ案を募ったうえで、シナリオ班が作成。
◆クラス全体から募集したアイデアでいいものもかなりあったので、結構割愛せざるをえなかったのは心苦しかった。だが、民主的にやればいいものができるわけでもないのが難しいところでもあるのである。


4)前日準備
A:外装
 マジック、ラッカーを使い、結構おおがかりに作成していた(この日は終日3階がシンナー臭くなっていた)。おどろおどろしい感がよく出せていて面白かった。
B:内装
 スタッフルームを暗幕で囲み、飾り付け、設営。かけられる時間を考えるとベストは尽くせていたとは思われる。一方で、ここ何年か、参加団体ごとに工夫して内装を綺麗にしあげているところも結構あり、今後の参考にしてほしい。あのアイデアでいくなら、もっと、ばかみたいに紙幣を増刷して貼りつくしてもよかった。

C:プロジェクター
 シナリオに従い、パワーポイントで進行を作成。背景のネタも良かったが、操作者がシフトで入れ替わる(かもしれなかった)ことと、2人プレイを行うことを踏まえて、リンクの貼り方を複数用意したり、ユーザーフレンドリーな工夫をしていたり。とにかく見やすいスライドが続いていて、頭を使っていました。

D:音響
 パソコンで各シナリオごとの音ネタのセレクトと作成。仕える機材とアプリケーションを駆使して、結構レベルの高いことをさらりとやっていました。パワポともに、お客さんは全然気づかないが(むしろ気づかせてはいけない)結構レベルの高いテクニックを駆使しています。現場ではミキサーをかませて、マイク、パソコンでSEのポンだし、mp3プレイヤでBGMを、場にあわせて提示。途中でアンプの熱があがり、パタパタ仰ぐ仕事も増えていたようです。
E:ルーレット

 写真のとおり。実は一番実現を心配していたのですが、杞憂でした。予想以上の出来。グラインダーを使ったのでしょうか?
F:紙幣
 印刷の両面を一致させるのが若干ひと工夫必要だったようですが、これもよい仕事でした。肖像のモデルが、若干外部の方々にはわからなかっただろうけれど。
G:シャツ(アイロン)
 お疲れ様でした