コナン・ドイル『四つの署名』 ※ネタバレ注意
- 作者: アーサー・コナン・ドイル,日暮雅通
- 出版社/メーカー: 光文社
- 発売日: 2007/01/11
- メディア: 文庫
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さて、事件は若い婦人、モースタンによって持ち込まれた。モースタンは後にワトスン博士の妻となる。そこで彼女に高価な真珠を送る人物を探し出したが、その人物は既に殺されていた。現場には「 四つの署名」が記されていた。ここでの観察力、推理力にも驚嘆させられる。そして導き出した犯人、ジョナサン・スモールと小柄な男を追い、最後は見事に捕まえた。
作中でホームズは「すべてのありえないことをとり捨ててゆけば、あとに残ったのが必ず真相でなければならない」と言っているが、この言葉が最も印象に残り、また感心させられた。【東】