鎌池和馬『ヘヴィー・オブジェクト』

ヘヴィーオブジェクト (電撃文庫)

ヘヴィーオブジェクト (電撃文庫)

「オブジェクト」という核でさえ倒せない超大型兵器が完成し、戦車や戦闘機が「旧世代兵器」と呼ばれるようになった時代。戦争は「オブジェクト」と、それを操縦する「エリート」同士の戦いになり、兵隊は整備や警備をするだけ。しかしそんな中、クウェンサーという少年はこの最強兵器に生身で立ち向かうこととなる。ひとりの少女のために...といった内容です。やはり、弱い者が圧倒的な敵に挑んでいくというのはとても燃えるシチュエーションです。それにメカが出てきたら、もう言うことありません。戦争という単語からシリアスなものを思い浮かべるかもしれませんが、実はそうでもなく、笑える部分などもおりまぜられ、多くの人々が読んで楽しめる内容になっているのでぜひ読んでみてください。【Kマ】