1授。「文学のふるさと」の残った課題一つと、文学史上の位置づけなどを確認。ついでに、戦後世間に衝撃を与えたといわれる「堕落論」「続堕落論」との連関性にも言及(これは完全なおまけ)。
 そんなわけで、中盤以降ひたすら一方的な説明に終始。保護者会なので本当はみんなで課題を解くような授業展開の方が「やってる」感(?)が出たのだろうけれど、現代文は時間数が少ないので差し替えもできず。文学趣味の披瀝にならないようできるだけ客観的に述べたつもりだが、そういう意図を持つとあまり授業が良い流れにならない。授業というのはむつかしい。