中間テスト終わる

 中間テスト4日間の日程が全て終わりました。お疲れ様でした。


(a)全力で臨んだ人も多いでしょうから、今日は、ゆっくり休んでください。精一杯やりきった、昨日は徹夜に近かった、というのなら、休むのも一つの大事なことです。
(b)テストの後ですが何か。英語の力は文字どおり「毎日」行うことが重要です。鉄の意志で、日々のレギュラーの勉強を積み重ねましょう。あと、記憶(と感情)がはっきりしているうちに、覚えた短期記憶を長期記憶化すべく、自分の身につける作業を数日かけて行いましょう。


 aとb、どちらか選んで、鋭意行われたし。
 いずれにせよ、単発で終わらせずに、長期記憶化させることを意識しましょう。例えば、漢検の合格率は全国的にみて決して引けを取らない結果を出しているのに、それが現在の漢字力につながっていない者*1が少なからずいるのは、その瞬間だけの週発力で終わってしまっているからです。人は忘れます。その忘れる曲線をどれだけ緩やかなものにするか、が問われるところです。

*1:現代文のテストで「強情と我慢」の「我慢」が書けずに減点されている人です。英語のテストで「綱引き」を「網引き」と書いてしまう人です。前者は、振り返れば本文を正確に書き写せばよかった、と思い返すことになるのですが、それは誤りで、テストの現場においてはいちいち本文を見て正確に書き写す余裕などない。いかに自然に当たり前のように正しい漢字が書けるか、ということが問われるのですよ。漢字の書き取りをしない人は、ただ漢字単体の問題を落とすだけでなく、他の問題も付随してボトボト落としていきます。書き取りあるのみ。真面目さが結局は合否をわけるのです。