晴天、日中は暑さも感じましたが、やはり朝晩はかなり涼しくなりましたね。


 いつの間にやら10月を迎え、高校1年も後半にさしかかりました。来週火・水は第2回校内実力テストです。夏休み中の希望制模試の結果も帰ってきていますが、夏休みを含めた学習の結果が気になるところです。復習すべきところはよく復習し、自分の持っている力を十全に発揮できるよう、下準備を念入りに施してほしいと思います。


 学級通信にも書きましたが、1月の始業式で、文理どちらかの選択をするのか、用紙の提出をすることになります。いよいよ進路を意識して「選択」をしていかなければならない、いわば「岐路」に立つ時期を迎えているわけです。明確な目標を持つ者から、なんとなくの者までそれぞれのようですが、自分でよく考え、どこかで「決断」をすることになります。
 それにしても、人は岐路において、何を根拠に自分の進むべき道を「決断」するのでしょうか。「学力」、「適性」、「好み」、「意志」、「環境」、「天命」(?)、などなど。様々な要素があなたの「決断」に寄与するのでしょうが、「学力」はやはり大きな要素であること、疑いはありません。否、むろん「学力」だけで将来が定まるわけでもないのだけれども、「学力」が裏付けとなることもまた事実の一側面でしょう*1。「苦手だけどこの道を選びます」という気持ちを私は否定はしないけれど、現実的にその方面で有為の人材となるためには、やはり裏付けとなる「力」があった方が望ましい。その意味でも、今回の実力テストの結果には注目しています。結果が良いか悪いか、ではなく、自分は進路をどう考え、そのために何をしたのか、を、中間明けの「予備調査」のあとに文理選択に関する2者面談を行いますので、大いに語ってほしい。

*1:「学力」や「知」の定義の仕方についてもまた議論をすべきなのだけれど、めんどうなので割愛します。「知」とは何かについては、また別に触れる機会があるでしょう