午前は授業3つ、午後は放送委員会、放送委員幹部会、そして部活。
 放送委員も最近熱心に活動していますが*1、放送委員にかぎらず、文実や、生徒会本部も最近は活発で、教員もできるだけフォローしようという体制にずいぶん整ってきているように思います。


 文化祭に関する私の思いはまた別の機会にして*2、生徒会について。私自身は公立中学で生徒会本部の書記に中1で立候補して当選し(生徒会長・副会長2・会計2・書記2を全て全校の選挙で選出していたのです)、あれこれ活動していました。中2になってまた書記に立候補し、今度は同学年の仲間も増え、週1で生徒会便りを出したり、三年生を送る会でミュージシャンを呼ぼうと掛け合ったり、毎週残ってあれこれ変革しようと試みたり、試行錯誤ではあったのですが、今思い返しても楽しかったものです(未だに中2のころのメンバー男女で、年に1、2度は会い、飲んで騒いでいます)。
 もちろん思うようにいかなかったり、他人から見たら至らなかったところはかなりあったとは思いますが、そういういきさつがあるので、この学校に赴任して、生徒会にいま一つノリの悪い生徒たちの様子に、最初の数年は正直なところうーむこんなものか、と若干がっかりしていました。もちろんこの学校もかつては生徒会が盛んであったようなのですが、どうやら下火になってきた様子。それは一面では生徒のみの問題でなく、学校のかたちが長い年月のなかで変化し、その変化に生徒会のかたちをどうカスタマイズし直すかという難しさも孕んでおり、なかなか一筋縄ではいかないのですが、しかし、ここ数年は、生徒・指導する先生ともに現実的に変革してゆこうという気概を感じて、心強い気がしています。
 この学年でも生徒会に参加している生徒もいるようです。なかなか表舞台には出てこないですが、ぜひがんばってほしいと思っています。一気に、思うように成果を出せるわけではありません(とりわけ、6ヶ年でクラス数も多い、巨大な学校ですから。第二次ベビーブーム末期生まれたちの私の中学ですら、7クラス×3学年でした)。そういうものです。でも、試行錯誤していくなかで何か新しいことを自分たちで掴むことができたら、これほどステキなことはありません。
 生徒会のみならず、そういう「世界を(ちょっとでも住みやすく)変えること」に一助できる場所を探し、行動していけたら、よいなあ、と思うのです。

*1:ただし、一部の生徒がただのタムロ場と勘違いしている向きがあって、最近は改めて監視モードに切り替えています。特に高1。自主と自堕落は志によって紙一重

*2:これも話すと長い。私の青春ですから。